ユネスコ無形文化遺産
「山・鉾・屋台行事」八戸三社大祭

2019年八戸三社大祭山車審査結果

最優秀賞 十一日町龍組

 ・令和元年_山車審査結果

 ・令和元年_山車審査結果(詳細)

 ・お囃子賞:賣市附祭山車組

 ・運行賞:鍛冶町附祭若者連

 ・伝統山車賞:新荒町附祭若者連、六日町附祭若者連

 

【INDEX】

1.八戸三社大祭とは

 

   およそ300年の歴史と伝統を誇る、国の重要無形民俗文化財「八戸三社大祭」(はちのへさんしゃたいさい)。2016年12月1日には、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されました。

    一番の見どころは、おがみ神社長者山新羅神社神明宮の三神社の神輿行列と、神話や歌舞伎等を題材に各山車組が制作した27台の山車の合同運行。高さ10m・幅8mにもなる山車が通るたび、沿道では大きな歓声があがります。また、ライトアップされた山車が夜空に浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出す夜の運行では、昼とはまた違った雰囲気に。

 毎年7月31日から8月4日までの5日間、八戸のまちが独特の熱気に包まれ、期間中の人出は100万人以上。青森県には青森ねぶた祭・弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多など津軽地方を中心に有名な夏祭りが多いですが、それらに全く引けを取らない活気と迫力を誇るお祭りです。一足早く始まる八戸三社大祭を見てから、津軽のお祭りを巡るのもオススメです。

 ※八戸三社大祭では、参加者を募集しています。詳細は各山車組にお問い合わせください。 

「豪華絢爛 山車絵巻」

    藩政時代より受け継がれる「八戸三社大祭」。
古式ゆかしい神社行列と、雅やかなお囃子とともに現れる華麗な山車が、八戸の短い夏を熱く、美しく彩ります。

 八戸三社大祭 デジタルアーカイブはこちら

2.八戸三社大祭PR動画
“The Japanese Traditional Arts” 八戸三社大祭
【Long ver.】


“The Japanese Traditional Arts” 八戸三社大祭
【Short ver.】

 

3.コラム「八戸三社大祭 山車展示情報」

「西遊記 孫悟空奮戦の場」


    八戸三社大祭の全ての山車組により構成される「はちのへ山車振興会」の若手たちが、三社大祭の山車の上物を圧巻の迫力で表現した力作「西遊記 孫悟空奮戦の場」。今にも眼前に伸びてきそうな孫悟空の如意棒、前にせり出した猪八戒など、あの西遊記の登場人物たちが暴れまわる場面が躍動感たっぷりに描き出されています。山車の上物の前半分を実物大で再現したもので、「ハーフカット山車」とも呼ばれています。

長者まつりんぐ広場 山車展示


 

ミニ山車「七福神と宝船」

 八戸ポータルミュージアム2階に常設展示中のミニ山車「七福神と宝船」。実際の山車の1/3~1/5スケールほどの大きさですが、豪華さ・精巧さは本物をしのぐほど。波しぶきが特徴の「波山車」のスタイルで作られています。

ミニ山車「西遊記」

 八戸市庁本館1階に常設展示されているミニ山車「西遊記」。分解・組立が可能で、県外のイベント等に出張展示していることも。写真は毎年1月に東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京」で展示したときのものです。

4.八戸三社大祭魅力発信コーナー

 平成30年(2018)7月にオープンした、八戸三社大祭の魅力を発信する展示コーナー。祭りの由来や神社行列、山車づくりの過程の解説など、三社大祭をやさしく詳しく知ることができ、実物の山車の上物を再現した「ハーフカット山車」の前では記念撮影も可能。充実の展示となっています。

インフォメーション

所在地
青森県八戸市一番町1-9-22 ユートリー1階展示ホール
電話番号
0178-43-9252(八戸市観光課)
営業時間
8:00~21:00
定休日
12月31日
料金等
無料
アクセス
八戸駅東口から徒歩1分
駐車場
ユートリー駐車場ほか周辺有料駐車場を利用
ホームページ
https://visithachinohe.com/stories/hachinohe-sannshataisai/

八戸三社大祭デジタルアーカイブ

 八戸市の文化遺産を活用した地域活性化事業の一環として、これまでの八戸三社大祭の歴史をたどる「八戸三社大祭デジタルアーカイブ」が公開されています。

 http://adas.hi-tech.ac.jp/sansha/

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