数多くのラーメン店がしのぎを削る八戸。中でも、近郊で豊富に捕れる魚介を用いて、旨味を引き出した一杯は、やはり見逃せません。ぜひとも訪れたい、魚介系ラーメンの厳選2軒をご紹介します。
1.好みで選べる自家製麺と、3種の削り節が香るスープ。『まるちょう』
「三ツ節ら~めん(950円)」。平打ちの自家製麺と透き通るスープの相性は抜群。朝からラーメンを食べることに疑問を持たせず、常識に変えられてしまいます
和食の修業を積んだ店主が作り上げる、“引き算”のラーメンを提供するのがこちらのお店。イワシ、サバ、カツオの削り節を使用した「三ツ節ら~めん」は、かえしにベーコンや干しシイタケが入り、無化調で塩も最小限に抑えています。
トッピングの焦がしネギ油で上品さにインパクトを加え、チャーシューとの調和をもたらしています。さらに、南部小麦の全粒粉を使用した自家製平打ち麺も、噛むほどに香ばしい味わい。
「鮭節塩ら~めん(1,100円)」
また、北海道産の鮭節を贅沢に使った「鮭節塩ら~めん」は、材料が入荷したとき限定の提供。華やかな旨味が広がるスープで、最後にご飯を入れて食べるのがおすすめです。
魚介の旨味を存分に使ったラーメンが楽しめる一軒。研ぎ澄ませた感性で味わってください。
店主の山内壮さん
店内はカウンター席のほか、ボックス席も。いたるところに張り紙があり、朝7時からの「朝麺」をはじめ、耳寄り情報が盛りだくさん