標高615mの名久井岳東麓に鎮座する東北屈指の名刹 法光寺。霊峰名久井岳の中腹に立地する白華山 法光寺は、今から約700年前、鎌倉執権・北条時頼がこの地方を訪れた際、夢想軒(むそうけん)の庵主であった玉峰捐城和尚(ぎょくほうえんじょうおしょう)に一晩の宿と心からのおもてなしを受けたお礼に開基したと伝わる名刹で、曹洞宗奥羽三大本山の一つに数えられています。
承陽塔は、明治時代の傑僧 法光寺三十世住職 西有穆山(にしありぼくざん)禅師の発願を引き継いだ三十七世住職 活眼大典(かつがんだいてん)和尚が中心となって建立を進め、昭和24年(1949)に竣工しました。
承陽塔(三重の塔)の高さは33m、縦横8mで木造の三重塔としては国内最大級です。平成29年(2017)6月に国の有形文化財に登録され、多くの旅人が訪れる観光名所となっています。毎年5月初旬にお釈迦さまの生誕を祝い行われる「稚児行列」は冠が春の陽光に輝き、薄紅の衣が雅な雰囲気を醸し出します。
承陽塔は、明治時代の傑僧 法光寺三十世住職 西有穆山(にしありぼくざん)禅師の発願を引き継いだ三十七世住職 活眼大典(かつがんだいてん)和尚が中心となって建立を進め、昭和24年(1949)に竣工しました。
承陽塔(三重の塔)の高さは33m、縦横8mで木造の三重塔としては国内最大級です。平成29年(2017)6月に国の有形文化財に登録され、多くの旅人が訪れる観光名所となっています。毎年5月初旬にお釈迦さまの生誕を祝い行われる「稚児行列」は冠が春の陽光に輝き、薄紅の衣が雅な雰囲気を醸し出します。
法光寺千本松・爺杉
法光寺の入り口にあたる黒門をくぐると、参道両脇に「法光寺参道松並木(県天然記念物)」が立ち並んでいます。昭和33年(1958)には参道松並木の内、黒門近くのアカマツ23本が県天然記念物に指定され、昭和58年(1983)には「法光寺千本松」として名松百選にも選定されています。
さらに参道松並木を進むと、右手に「爺杉(県天然記念物)」があります。推定樹齢は1,000年、樹高35m、目通り幹囲約8mという堂々とした巨木です。
「爺杉」は土地を鎮め、村を守る神、鎮守様として崇められてきました。元禄15年(1702)と安永7年(1778)の百姓一揆の際には、爺杉の周りに集まって守護の祈祷を執り行ったとの言い伝えが残されています。
さらに参道松並木を進むと、右手に「爺杉(県天然記念物)」があります。推定樹齢は1,000年、樹高35m、目通り幹囲約8mという堂々とした巨木です。
「爺杉」は土地を鎮め、村を守る神、鎮守様として崇められてきました。元禄15年(1702)と安永7年(1778)の百姓一揆の際には、爺杉の周りに集まって守護の祈祷を執り行ったとの言い伝えが残されています。
インフォメーション
- 所在地
- 三戸郡南部町大字法光寺字法光寺20
- 電話番号
- 0178-76-2506
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 無し(4月下旬~11月上旬)
- 料金等
- 拝観料:大人300円、中学生以下100円
- アクセス
- 青い森鉄道剣吉駅より車で約20分
- 駐車場
- 50台