新鮮な体験ができて、農家の手助けにもなる
にんにくの産地として有名な田子町では、毎年6月になると農家の方々がにんにくを収穫している姿があちこちで見られます。「あおいもりトレーディング」が企画する「にんにく収穫体験」では、そうした農家に教わりながら、にんにく収穫の工程に参加できます。
この日は若手にんにく農家「KASA NOVA」 の方々と農作業。畑に踏み入れた途端、にんにくの香りに包まれました。
まずは、植わっているにんにくをトラクターで掘りおこし、コンテナに入れる作業。20kgほど入るコンテナが5分もかからずいっぱいになり、その都度コンテナを取り替えます。
次に、にんにくのヒゲと茎を、ハサミや鎌でカットします。雑談しながら手を動かしているうちに、慣れてきて素早くさばけるようになります。とはいえ、農家の方のスピードにはかないません。
ヒゲと茎をカットしたにんにくは、別の場所で2〜3週間かけて35度の熱風を当てて乾燥させます。そうして水分を飛ばし、にんにくの持ちをよくするのだとか。私たちがスーパーなどで買っているのは、乾燥した後のにんにく。普段当たり前のように食べているのに、知らなかったことがたくさんあり、お子さんがいたらいい食育にもなりそうです。
「KASA NOVA」で栽培しているのは「たっこ1号・美六(みろく)姫」という田子町で生まれた新品種。田子町の名所「みろくの滝」のように美しい、白い肌の大玉です。
ヒゲと茎をカットしたにんにくは、別の場所で2〜3週間かけて35度の熱風を当てて乾燥させます。そうして水分を飛ばし、にんにくの持ちをよくするのだとか。私たちがスーパーなどで買っているのは、乾燥した後のにんにく。普段当たり前のように食べているのに、知らなかったことがたくさんあり、お子さんがいたらいい食育にもなりそうです。
お待ちかねランチタイムは、農家のお母さんがつくったボリューム満点のお弁当をいただきます。それから、採れたてのみずみずしいにんにくをその場でホイル焼きにして味見。ホクホクしてお芋のようでありながら、最後はとろけます。こんなにおいしいにんにくを味わえるのも、収穫体験の醍醐味。帰りは好きなにんにくを10玉選んでお土産にできます。
にんにくの収穫シーズンは1週間ほど。その間農家は猫の手も借りたいほど忙しいとか。「にんにく収穫体験」で収穫を手伝ってもらえるのは、農家にとってもありがたいといいます。
「あおいもりトレーディング」では、にんにくのほかにもブルーベリーやビールの原料となるホップなどの収穫体験を企画しています。ホームページやSNSで告知されるので、ぜひチェックしてみて。
インフォメーション
- 開催日時
- 6月の収穫シーズン ※その年の気候により変動
- 参加費
- 1,500円(昼食、おやつ、お土産付き)
- 定員
- なし
- 主催
- あおいもりトレーディング
- 持ち物
- 長靴、軍手、汗拭きタオル、汚れてもいい服装
- 集合場所
- 田子町内 ※農家によって異なる
- 申込・問い合わせ
- https://aoimori-trading.com/travel