八戸の銭湯文化
人口あたりの公衆浴場数が全国トップクラスの多さを誇る青森県。八戸市内でも、今なお30数件の銭湯が営業しています。八戸市民は「家にお風呂があっても銭湯に行く」ほど銭湯好きで、車にお風呂セットを積んでいる人もいるほどです。
八戸の銭湯の特徴は、何といっても早朝から営業していること。その理由として、海から帰ってくる漁師たちのために早朝から銭湯を開けてきたという、港町特有の事情があります。銭湯の早朝営業は全国的にも珍しいとして、たびたびメディア等で取り上げられています。
朝市の後は、銭湯でさっぱり。そして一日が始まる。これが、八戸のライフスタイルです。
朝市から始まる八戸の一日
食の宝庫であり、市民の社交の場でもある朝市は、早朝からにぎわいを見せる八戸の元気の源。朝を楽しむ八戸ならではのライフスタイル、体験してみませんか。
八戸と朝市
八戸の中心街の地名には、三日町や八日町といった八戸城下の市日のついた名称が多く見られます。周辺の農村・漁村から運ばれた野菜や魚介が路上で商われ、にぎわいを見せていた市日の名残が、現在も市内各地で行われている朝市の元になったと言われています。