新山神社(夫婦神社)

 新山神社は、貞観2年(860)に慈覚大師円仁によって開山されました。社殿は昭和6年(1931)に建てられた社殿建築の遺構で意匠的にも評価が高く、平成16年(2004)7月に五戸町指定有形文化財に指定されています。彫刻師・本田万太郎氏、宮大工・森田定吉氏による向拝柱の登り竜、木鼻の獅子、獏、欄間の唐獅子などの装飾も見事です。拝殿の右には天満宮が祀られています。また、毎年8月18日・19日の「新山神社三社例大祭」で奉納される「舘町神楽舞」や「舘町鶏舞」は、五戸町指定無形民俗文化財に指定されています。
 また、社殿の奥には“縁結びの御神木”と呼ばれる「夫婦御神木」が祀られており、2本の巨木の寄り添っている様子が夫婦の姿に見えることから、そう名付けられました。その前には夫婦神社が建立されています。恋愛成就や縁結びをはじめ、友人や家族などすべての人との絆が深められる神社として、県内でもパワースポットとして知られています。

インフォメーション

所在地
青森県三戸郡五戸町大字倉石又重字前平7

電話番号
0178-77-2575
アクセス
自動車:JR八戸駅から車で40分、八戸自動車道八戸北ICから35分

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