みちのく潮風トレイルで巡る種差海岸

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世界的大手旅行誌「コンデナスト・トラベラー」の英国版ウェブサイトにて
「2022年ベストホリデー・デスティネーション(最高な休暇を過ごせる旅先)」
として紹介されました!


 東日本大震災で大きな被害を受けた、東北太平洋沿岸。その復興のシンボルとして整備されているのが、青森県八戸市の蕪島から福島県相馬市松川浦までをつなぐ、総距離1000kmを超えるロングトレイル「みちのく潮風トレイル」です。
 トレイルとは、「歩くための道」のこと。多彩な地形を要する海岸線や集落など、沿道のさまざまな場所を歩くスピードで旅することで、地域の人々や自然の営み、歴史や文化に触れることができます。地域の温かなおもてなしに出会うのも、トレイルの大きな魅力です。

 
 みちのく潮風トレイルの最北端・八戸市の蕪島には、トレイルヘッド(起点)・エンドポイント(終点)のモニュメントが設置されています。蕪島から、人と人との絆、人と自然とのつながりを感じる旅に出かけましょう。

人と自然の織り成す風景や東北の暮らし・文化を歩いて感じることができる 長距離自然歩道です。 その中でも、多彩な見どころのある種差海岸を日帰りトレッキングし、移り変わる景観をゆっくりと楽しんでみませんか。

おすすめ時期
◎4月〜7月(蕪島がウミネコでにぎわう季節)
◎5月下旬〜10月頃(種差天然芝生地の緑が美しい時期)
◎6月中旬〜7月中旬(葦毛崎展望台・中須賀などで花の見ごろ)
おすすめ時間帯
日中
所要時間
約6時間〜(八戸駅発着・休憩、見学時間による)

コース内容

八戸駅・本八戸駅(中心街)



JR八戸線乗車10〜20分

鮫駅

その名のとおり、駅前で鮫のモニュメントがお出迎え。

徒歩26分(1.3km)

蕪島

ウミネコの繁殖を間近で見ることができる国内唯一の場所。みちのく潮風トレイルの起点でもあります。

徒歩14分(0.7km)

八戸市水産科学館マリエント

 

徒歩40分(2.0km)

葦毛崎展望台

戦時中は軍事施設として使われた趣ある展望台。ここから大須賀海岸までは、遊歩道で快適に歩くことができます。

徒歩5分(0.2km)

中須賀

遊歩道沿いに海浜植物と高山植物が咲き誇る、「花の渚」種差海岸を代表するスポット。

徒歩16分(0.8km)

大須賀海岸

「鳴砂」の浜。砂浜の美しさとは裏腹に、トレイルで最も歩きにくい難所のひとつ。

徒歩30分(1.5km)

白浜海水浴場

美しい砂浜の海水浴場。シャワー室や更衣室が完備され、海水浴シーズンには海の家もオープンする八戸市最大の海水浴場で、7月中旬から8月下旬にかけて多くの人で賑わいます。

徒歩22分(1.1km)

白岩/深久保漁港

遊歩道で白岩(深久保漁港)へ。車では見られない、トレイルならではの美しい白岩を楽しめます。

徒歩4分(0.2km)

淀の松原

樹齢100年近い松林。松の合間から美しい海を眺めながら、アップダウンのある遊歩道を進みます。

徒歩18分(0.9km)

種差天然芝生地

淀の松原を抜けると、一面の芝生地が眼前に。雄大な景観に、トレッキングの疲れも吹き飛びます。

徒歩40分(2.0km)

高岩展望台

種差海岸でもっとも高い場所にある展望台。穴場の絶景スポットに立ち寄ることができるのもトレイルならでは。

徒歩32分(1.6km)

浜小屋

昔の八戸の漁業と暮らしの様子を感じることができる茅葺き屋根の小屋で、国の重要有形民俗文化財。見学は要問合せ(八戸市博物館)。

徒歩14分(0.7km)

大久喜駅

JR八戸線乗車27〜35分

八戸駅・本八戸駅(中心街)方面



ワンポイント情報

◎種差海岸駅・大久喜駅の列車の本数はかなり少ないので、計画的なトレッキングを。鮫駅〜種差海岸駅間は種差海岸遊覧バスうみねこ号も運行(4月中旬〜11月中旬は毎日、冬季は土日祝のみ)。
◎種差海岸をよりディープに楽しむなら、ガイドつきのトレッキングがおすすめ。
ネイチャーガイドVayu:http://guide-vayu.blogspot.jp/
Guide Natures Time:http://www.naturestime.com/

◎食事は鮫駅周辺、葦毛崎展望台、旧八戸シーガルビューホテル周辺、種差海岸駅周辺などでとることができます。

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