定番から旬の素材、変わり種まで。はちのへエリアのおすすめアイスクリームが食べられるスポット7選。

アイスクリームがおいしい季節がやってきました! はちのへエリアにはアイスクリームやジェラート、ソフトクリームなどが食べられるスポットが点在。ミルクやチョコレートなどの定番から、いちごやブルーベリーなどの旬の素材、そしてバジルやにんにくといった変わり種まで!? VISITはちのへのスタッフが実際に食べた、おすすめアイスクリームをご紹介します。

〈アグリの里おいらせ〉の生イチゴジェラート【おいらせ町】

青森県最大級の観光イチゴ園と、熱帯果樹園や農産物の産地直売所などが集まる観光農園〈アグリの里おいらせ〉。焼きたてパンや、挽き立てコーヒーなどを味わえる〈おいらせ広域物産館〉で提供しているのは、「生イチゴジェラート」480円。

「生イチゴジェラート」480円。農園では夏イチゴも栽培しているため、通年の提供が可能。

農園内で栽培しているイチゴを朝採りし、注文を受けてから生のイチゴを混ぜ込んでつくるため、イチゴのジューシーな果実味が口いっぱいに広がります。やさしい甘みと、酸味を感じられる、さっぱりとした味わいのジェラートです。

ジェラートメニューは他にも常時6種類。「ミルク」をはじめ、岩手県野田村の「のだ塩」を使った「塩ミルク」や、「クーベルチュールチョコレート」、「イチゴミルク」が通年メニュー。

「クーベルチュールチョコレート」と「ミルク」のダブル。350円。

それ以外の2種類は季節によって変わり、「パッションフルーツ」や「ブルーベリー」、「ニンジン」、「リンゴ」などが登場(シングル300円、ダブル350円)。また、日曜限定で「クリームチーズジェラート」400円も販売します。

「ニンジン」と「イチゴミルク」のダブル。350円。
緑に囲まれた、気持ちのいい休憩スペース。
〈アグリの里おいらせ〉
住所:青森県上北郡おいらせ町向山東2-2-1684
電話番号:0178-20-0670
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〈フォレストピア階上〉の濃厚ミルクジェラート【階上町】

三陸復興国立公園 階上岳(別名:臥牛山)の登山口にある〈フォレストピア階上〉は、地産の野菜や加工品、そばなどを楽しめる施設です。2022年3月をもって一度は休業していましたが、管理団体がヴァンラーレ八戸に変わり、4月に再オープンを果たしました。

こちらでは地元の素材を生かしたジェラートが名物となっており、常時15種類前後が店頭に並びます。一番人気は、階上産の牛乳を使用した「濃厚ミルク」。濃厚なミルクの味わいを感じられますが、ベタッとした甘さではなく後味がスッキリしているので、ずっと食べ続けられそう……! 「濃厚ミルク」のほか、「いちご」「ブルーベリー」「早生そば」「桑の葉」「チョコレート」「酒粕」「塩」の8種は、ほぼ通年の提供です。

「濃厚ミルク」シングル300円。
「ブルーベリー」と「チョコレート」のダブル550円。

また、期間限定で「バナナ」「パイナップル」「マンゴー」「桃」「ゼネラルレクラーク」「かぼちゃ」など、季節の食材を使ったジェラートが登場します。シングル300円、ダブル550円。シングルのみコーンも選択可能です。

季節限定の「バナナ」と「さくら」。
季節限定の「コーヒー」と「カボチャ」。

〈フォレストピア階上〉では、できるだけ階上産の素材を使用しているそう。酸味のあるフルーツを使ったジェラートもミルク感が強くてまろやかなのが特徴です。果汁や果肉も入っていて、素材をまるごと楽しめます。旬を感じられるジェラートをぜひ。

〈フォレストピア階上〉
住所:青森県階上町鳥屋部字大柿1-2
電話番号:0178-88-4449
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〈田子町ガーリックセンター〉のにんにくソフトクリーム【田子町】

南は岩手県、西は秋田県に隣接する田子町は、面積の多くを山地が占め、農業、林業、畜産業が盛ん。1970年代には、「たっこにんにく」がまちおこしの一環としてブランド化し、にんにくの産地として知られるようになりました。

そんな田子町には、にんにくを味わい尽くせる〈田子町ガーリックセンター〉があります。レストランで提供しているメニューは、にんにくのフルコース「田子ガーリックステーキごはん」や、「田子にんにくビーフカレー」、「ガーリックカルボナーラ」に「にんにくラーメン」、「にんにく肉まん」まで、とにかく何にでもにんにくを入れるという徹底ぶり。

そしてついに、ソフトクリームにまでにんにくを入れてしまったのです。

「にんにくソフトクリーム ミルク」250円。
「にんにくソフトクリーム ミックス」300円。

ソフトクリームを食べる前から、にんにくがほのかに香ります。ソフトクリームを食べた瞬間に広がるにんにくの風味が意外とクセになるかも!? 風味もほのかにする程度なのであとに残らず、ソフトクリームの味を邪魔しません。味はとっても濃厚で、ミルク味・チョコ味、どちらも上品な味わい。

我こそは、という方は挑戦してみてください。

〈田子町ガーリックセンター〉
住所:青森県三戸郡田子町田子字田子11
電話番号:0179-32-3165
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〈道の駅しんごう〉のデッシャーアイス「バジル」【新郷村】

標高350mの高原に広がる〈間木ノ平グリーンパーク〉は、65haもの広大な敷地を誇り、キャンプ場やスポーツ施設、ふれあい牧場といったレジャースポットを擁する自然滞在型観光レクリエーション施設です。そのなかにある〈道の駅しんごう〉では、デッシャーアイスを販売。「バジル」や「ドラキュラ(無臭にんにく)」など、ちょっと変わったアイスクリームが食べられます。

「バジル」300円。

「バジル」はバジルの風味がダイレクトに感じられ、食べたあともバジルが口の中に広がります。ソーセージと一緒に食べたくなる!? 不思議なアイス。

カップアイスからリニューアルした「ジャズ姫(いちご)」250円。

「ジャズ姫」は、酸っぱさは少なく甘ったるくなくさっぱりとした感じのいちごアイス。

「特濃ソフトクリーム」320円。

舌触りがなめらかで口溶けのいい「特濃ソフトクリーム」は、控えめな甘さながら、濃厚な味わいと鼻から抜けるミルクの香りが印象的で、食べ終わると“特濃ミルク”の満足感が得られます。

〈道の駅しんごう〉
住所:青森県三戸郡新郷村大字戸来字雨池11-2
電話番号:0178-78-2511(新郷村ふるさと活性化公社)
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〈道の駅なんごう〉のブルーベリーソフトクリーム【南郷】

〈グリーンプラザなんごう・道の駅なんごう〉は、宿泊施設や観光農園、物産販売所、いつでもジャズを楽しめる〈JAZZの館〉などが融合した、南郷地域の拠点施設。物産販売所では、果物栽培の盛んな南郷のブルーベリーやりんご、いちご、さくらんぼなどを販売しています。

そこで購入できるのが「ソフトクリーム(ブルーベリー)」350円。

「ソフトクリーム(ブルーベリー)」350円。

南郷の特産品のブルーベリーを使ったソフトクリーム。ミルクの甘味と、ブルーベリーの酸味がバランスよく混ざりあい、どちらも主張しすぎず、さっぱりとした味わい。

ちょっと溶けやすいので、早めに食べ切ってくださいね。

〈道の駅なんごう〉
住所:青森県八戸市南郷大字中野字舘野4-4
電話番号:0178-82-2902
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〈ホロンバイル〉のバナナソフトとマスクメロンソフト【八戸】

太平洋を見渡す大パノラマのビュースポットとして知られる葦毛崎展望台。みちのく潮風トレイルのルートでもある遊歩道が整備されています。

展望台のふもとにある売店〈ホロンバイル〉は、地元の名物店。店内の大きな窓からも太平洋を一望できます。

同店はソフトクリームが人気で、週末には長蛇の列ができるほど……。なかでも「バナナ」と「マスクメロン」は〈ホロンバイル〉特製。ベースのソフトクリームに、香料や色素などを組み合わせてつくりあげた、オリジナルのソフトクリームです。

「バナナ」はコーン460円、ワッフル520円、カップ440円。
「マスクメロン」は460円、ワッフル520円、カップ440円。写真は「ミックスC(まきば・マスクメロン」コーン440円、ワッフル500円、カップ420円。

景色を楽しみながら食べるソフトクリームは格別です!

〈ホロンバイル〉
住所:青森県八戸市大字鮫町字先祖ケ久保10-3
電話番号:0178-33-2222
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〈海苔とお茶 風香堂〉の「そふとくりーむ 抹茶&玄米」

新鮮な魚介類や肉類、野菜、お土産までなんでも揃う〈八食センター〉内にある〈海苔とお茶 風香堂(ふうがどう)〉。1987(昭和62)年からお茶屋さんを営み、数多くのお茶を取り扱ってきた同店で、ピーク時には1日530個売れることもあるという人気商品が、茶葉を使った「そふとくりーむ」210円。「抹茶」「玄米」「ミックス」の3種類あります。

抹茶ソフトが世に出始めた平成初期、あまりおいしいと思えなかったため、お茶の専門店が本気を出して、最もよいと思う茶葉を使用して作ったそう。

「そふとくりーむ ミックス」210円。

抹茶も玄米も細かい茶葉を目視でき、ほんのりお茶の香りがします。香りが口や鼻いっぱいに広がり、お茶をごくごく飲んだような感覚に。口に含んだときの優しい甘さと、後から抜ける濃厚なお茶の香りは、余韻が残り、暑い夏はもちろん、冬にも食べたくなりそう。

〈海苔とお茶 風香堂〉(ふうがどう)
住所:青森県八戸市河原木神才22-2八食センター内
電話番号:0178-28-9351
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| Written by  栗本千尋 Chihiro Kurimoto

1986年生まれ。青森県八戸市出身・在住(だけど実家は仙台に引っ越しました)。3人兄弟の真ん中、3人の男児の母。旅行会社、編集プロダクション、映像制作会社の営業事務を経て2011年に独立し、フリーライター/エディターに。2020年8月に地元・八戸へUターン。八戸中心商店街の情報発信サイト『はちまち』編集長に就任。主な執筆媒体は、講談社『FRaU』、マガジンハウス『BRUTUS』『Hanako』『コロカル』、Yahoo!『Yahoo! JAPAN SDGs』etc…

Twitter:@chihirokurimoto note:@chihirokurimoto

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