青森県八戸市の伝統の冬まつり「八戸えんぶり」の令和8(2026)年行事日程や出演組情報などをご紹介します。
新着情報
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2025/12/1
お庭えんぶりの観覧チケットが「八戸市ふるさと納税返礼品」になりました。 -
2025/12/1
お庭えんぶりの観覧チケット販売情報を掲載しました。 -
2025/12/1
出演えんぶり組情報を掲載しました。 -
2025/11/17
2026年の八戸えんぶり開催情報(開催日程など)を掲載しました。
えんぶりについて
「えんぶり」とは?
国の重要無形民俗文化財に指定される「八戸のえんぶり」は、青森冬の三大まつりの一つとしても知られている、田畑をならす農具「えぶり」に由来する豊作祈願の郷土芸能です。

例年、2月17日から20日にかけて開催され、長者山新羅神社への「奉納」から始まり、八戸の中心街で30数組が一斉に舞を披露する「一斉摺り」や明治期に建てられた豪商の旧家で観る「お庭えんぶり」など、様々な催しが行われます。

えんぶりの象徴ともいえる烏帽子をかぶった「太夫」の頭を大きく振る独特の舞いである「摺り」や、可愛らしい子どもたちが主役となる祝福芸は、観客を魅了し、毎年必ず訪れる観光客も少なくありません。
八戸えんぶり 行事日程
※ 以下の日程は、2025年12月1日現在の開催予定です。内容が決まり次第、随時更新していきます。
※ えんぶり組の種類を、「ドウサイえんぶり→(ド)」、「ナガえんぶり→(ナ)」で表しています(えんぶりの種類についてはこちら)。
※ 日程・出演組は、天候等により変更する場合があります。
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(火)
(水)
(木)
(金)
1日目2026年2月17日(火)
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7:00~
- 長者山新羅神社
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8:00~9:00
- 長者山新羅神社
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10:00[出演組:参加全組]
- 長者まつりんぐ広場 ~ 八戸市中心街
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10:40~11:20[出演組:参加全組]
- 八戸市中心街
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12:15[出演組:平内(ナ)]
- 八戸市庁本館前市民広場
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13:00~16:00
- SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)
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13:30 / 15:00 / 17:00マチニワえんぶり公演
- 八戸まちなか広場「マチニワ」
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17:00~18:10 /
19:15~20:20 - 更上閣
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18:00 / 19:00 / 20:00
- 八戸市庁本館前市民広場
2日目2026年2月18日(水)
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11:00~12:00[出演組:賣市(ナ)]
- 史跡根城の広場
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12:00 / 17:00マチニワえんぶり公演
- 八戸まちなか広場「マチニワ」
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13:00~16:00
- SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)
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13:30美術館えんぶり公演[出演組:塩町(ド)]
- 八戸市美術館
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17:00~18:10 /
19:15~20:20 - 更上閣
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18:00 / 19:00 / 20:00
- 八戸市庁本館前市民広場
各行事の公演日程
奉納・えんぶり行列・一斉摺り
毎年2月17日の早朝、えんぶり組が長者山新羅神社に集まり、本殿の前で「奉納」が行われます。神前で行われるえんぶりは厳かな雰囲気です。

奉納を終えたえんぶり組は長者まつりんぐ広場へ移動し、「えんぶり行列」の出発を待つ間、思い思いにえんぶりを披露。その後、「えんぶり行列」が八戸市中心街まで練り歩きます。
そして、えんぶり組が中心街に到着すると行われるのが「一斉摺り」。中心街に集結した30数組のえんぶり組による一斉の舞は圧巻で、数あるえんぶり行事の中でも最大の見どころの一つとなっています。
- 会場
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奉納/撮影会
えんぶり行列
一斉摺り
- 2026年日程
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2月17日(火)
《奉納》7:00~
《撮影会》8:00~9:00
《えんぶり行列》10:00~
《一斉摺り》10:40~11:20 - 観覧料
- 無料
- 出演組
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参加全組
※撮影会は仲町(ド)、中居林(ナ)のみ
御前えんぶり
もともとは殿様の御前で舞ったえんぶりの名残として、八戸市長はじめ関係者の前でえんぶり摺りを披露します。一般の方も鑑賞できます。

- 会場
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- 2026年日程
- 2月17日(火) 12:15~
- 観覧料
- 無料
- 出演組
- 平内(ナ)
えんぶり公演
SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)で行われる行事「えんぶり公演」。迫力の摺りや愛らしい祝福舞など、えんぶりの魅力を余すところなくじっくり鑑賞できます。

- 会場
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- 2026年日程
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2月17日(火) 13:00~16:00
2月18日(水) 13:00~16:00 - 観覧料
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通常料金:1,500円
団体料金(20名以上):1,350円
※前売チケット・当日チケット同額
※中学生以下無料 - チケット入手方法
- 未定
- 出演組
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17日(火):八太郎(ド)、子供えんぶり発表会(北稜中・白鷗小)、重地(ナ)
18日(水):横町(ナ)、子供えんぶり発表会(中居林小・青潮小)、十一日町(ド)
お庭えんぶり
かつては、「だんな様」と呼ばれる大地主や有力商家の土間や座敷で披露されることもあったえんぶり。そんな昔の風情を再現したのが、明治~大正時代の財閥の邸宅で、国の有形文化財に登録された「更上閣」の庭園で行われる「お庭えんぶり」です。
夜の庭園で披露されるえんぶりは、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気。観覧料とセットでついてくる甘酒と八戸せんべい汁を味わいながら、お屋敷のだんな様気分でえんぶりを鑑賞する贅沢なひとときを過ごすことができます。
また、会場内では、お庭えんぶり限定特別セットの販売もあります。観覧中のご飲食やお土産にご利用ください。
※会場外からの飲食物の持ち込みはご遠慮ください。
- 会場
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- 2026年日程
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2月17日(火) 17:00~ / 19:15~
2月18日(水) 17:00~ / 19:15~
2月19日(木) 17:00~ / 19:15~
2月20日(金) 17:00~ / 19:15~ - 観覧料
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3,500円 ~ 4,000円(お土産付き)
※チケット完全前売制 - チケット入手方法
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(1)全国ローソン・ミニストップ Loppi端末でLコードを入力して購入
※2025年12月15日(月)10:00から販売開始
Lコード:22681
(2)「KKday」で観覧席チケットを購入
※2025年12月15日(月)10:00から販売開始
(3)「ふるさと納税」で観覧席チケットを申込む
※八戸市外の方を対象としています。八戸市内の方は返礼品進呈の対象となりませんのでご注意ください。
- 出演組
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17日(火):荒谷(ド)、平内(ナ)
18日(水):賣市(ナ)、糠塚(ド)
19日(木):上組町(ド)、石堂(ナ)
20日(金):横町(ナ)、妻神(ド)※各回2組公演「ドウサイ」約25分、「ナガ」約25分
「ドウサイ」と「ナガ」の間に約5分間の休憩が入ります。
「ふるさと納税」で観覧席チケットを申込む
八戸市ではふるさと納税の返礼品として、お庭えんぶりの観覧席チケット・宿泊付きセット(※サイトによって異なる)を取り扱っています。
※八戸市外の方を対象としています。八戸市内の方は返礼品進呈の対象となりませんのでご注意ください。
お1人様用

※ロゴマークをクリックすると寄附申込サイトへ移動します。
- 観覧席チケットのみ
- 宿泊付セット
お2人様用

※ロゴマークをクリックすると寄附申込サイトへ移動します。
- 観覧席チケットのみ
- 宿泊付セット
かがり火えんぶり
期間中の夜に行われる「かがり火えんぶり」。八戸市庁本館前市民広場でえんぶりが行われます。日没後に烏帽子がきらめく太夫の舞や、夜空に響きわたるお囃子は情緒たっぷり。昼とは異なる魅力にあふれています。
また、市民広場では12:00~21:00まで飲食の出店もあります。

- 会場
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- 2026年日程
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2月17日(火) 18:00 / 19:00 / 20:00
2月18日(水) 18:00 / 19:00 / 20:00
2月19日(木) 18:00 / 19:00 / 20:00
2月20日(金) 18:00 / 19:00 / 20:00 - 観覧料
- 無料
- 出演組
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17日(火):剣吉(ド)、田代(ド)、櫛引上(ド)
18日(水):妙(ド)、仲町(ド)、細越(ド)
19日(木):八太郎(ド)、大久保(ド)、東十日市(ド)
20日(金):日計(ド)、新組(ド)、内丸(ド)
えんぶり一般公開
八戸市庁本館前市民広場の特設ステージで披露される「えんぶり一般公開」。日中に披露されるえんぶりはとても華やかな雰囲気。どなたでもご覧いただけます。
また、市民広場では12:00~21:00まで飲食の出店もあります。

- 会場
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- 2026年日程
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2月19日(木) 13:00 / 14:00
2月20日(金) 13:00 / 14:00 - 観覧料
- 無料
- 出演組
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19日(木):重地(ナ)、細越(ド)
20日(金):中居林(ナ)、山道(ド)
史跡根城えんぶり
鎌倉時代~江戸時代初期にわたって八戸地方の中心であり、日本100名城にも選ばれている史跡根城の本丸主殿前で行われます。

- 会場
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- 2026年日程
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2月18日(水) 11:00~12:00
2月19日(木) 11:00~12:00 - 観覧料
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一般:250円
高・大学生:150円
小・中学生:無料※史跡根城の広場の入館料です。 - 出演組
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18日(水):賣市(ナ)
19日(木):内丸(ド)
参加予定えんぶり組一覧
関連リンク
切実な願いにより800年以上継承されてきた春告祭「えんぶり」

