■住所:八戸市小中野4-3-55
■電話番号:090-6227-1035
■営業時間:12:00〜17:00
■休み:月~水曜
■Instagram:
@shokubutsuya_araya
2.ノスタルジックな空間で、『6かく珈琲』のこだわりの一杯を楽しもう
七輪で焙煎した豆で淹れる、コク深いコーヒー(600円~)
「カフェジーニョ(濃縮エスプレッソ/1,000円)」も提供している
『6かく珈琲』の古民家は、元々、武士が鞍替えをして海運業を始めた際の事務所として130年ほど前に建てられたもの。旅館や病院と役割を替え、約20年の空き家期間を経て、オーナーの吉島康貴さんがお店を構えました。コンセプトは、炭作りに魅せられて、本場の宮崎で経験を積んできた吉島さんらしく、“炭”。少量ずつ七輪でコーヒー豆を焙煎しています。炭で火を通すことで、じっくり旨味が引き出されるそう。
『6かく珈琲』オーナーの吉島康貴さん。八戸出身。宮崎で炭作りの仕事を経て、2015年にUターン。初めは移動販売で『6かく珈琲』を始め、2015年に現在の古民家でオープンした
町医者だった診察室をリノベしてお店にし、お店が休みの日は音楽イベントを行うことも。吉島さんがやりたいことも叶えつつ、お客の要望にも応えている素敵なお店です。
3.ギャラリー兼カフェの『ソールブランチ新丁』。旅館をリノベし、新しい空間に
不定期でギャラリーの展示を行う
店にあるものはほとんどがもらい物だそう
約120年前、ある料理人が店を始め、二代目で蕎麦屋、三代目で旅館になり、現在は吉川さんがギャラリー兼カフェを構えています。2階に2つあった広間のひとつをギャラリー、もうひとつをカフェにしており、ギャラリーの展示期間のみ営業しています。
かつて叔母が営んでいた旅館をリノベし、2014年に『ソールブランチ新丁』をオープンさせた吉川拓志さん(左)。お店には当時の旅館だった頃を知っている人が訪れて、思い出話を聞くこともあるという。右はアート活動をメインに行っている、スタッフのYAMさん
吉川さんはCDや製作販売も行っており、『植物屋ARAYA』の荒谷さんや『6かく珈琲』の
吉島さんとはバンド仲間! カフェメニューは展示の企画ごとに変わるので、アートの空間を楽しみながら美味しい料理を味わいましょう。
企画ごとにメニューが変わる。取材日のランチメニューは「タラのレモンバターパスタ(1,045円)」、「コーヒー(385円)」と「チーズケーキ(550円)」
いかがでしたか?古民家を活用した個性あふれる3店舗は、年齢問わず誰でも受け入れてくれる居心地の良さがあります。訪れれば新しいカルチャーに触れて、きっと良い時間を過ごせますよ♪
| Written by 八戸本編集部
『八戸本』を制作した出版社「EDITORS」は、2021年2月に民事再生の申立てを行った「エイ出版社」から「街ラブ本シリーズ」『世田谷ライフ』『湘南スタイル』『ハワイスタイル』など、エリアに特化した出版事業を譲受した後継会社です。八戸市出身の編集者を中心に制作を進めた『八戸本』は、「街ラブ本シリーズ」の最新作として2022年12月に発行されて話題となり、たちまち重版。観光目的だけでなく、八戸に暮らす人、八戸で働く人、八戸を故郷に持つ人、八戸を愛するすべての人に向けた本です。この街の魅力を、ぜひこの一冊を通して再発見してください。『八戸本』は、八戸市内の主要書店で大絶賛発売中です。
HP:https://editorsinc.jp/ Instagram:@hachinohe_bon_editors
「街ラブ本シリーズ」の88冊目で、東北では『盛岡本』・『福島本』に続いての3冊目となる『八戸本』は、「街ラブ本シリーズ」の最新作として2022年12月に発行。食材の宝庫である八戸ならではのグルメ、青森県内の国宝がすべて八戸に集結している謎、地元愛にあふれた八戸のキーパーソンたちの紹介など、八戸市の魅力がぎっしり詰まった一冊です。