三陸ジオパークを歩こう

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ジオパークとは

 「ジオパーク」とは、地質や地形を主な見どころとする「大地の公園」。地球の貴重で美しい地形・地質、生態系と人類との関わりを学び、体験できる場所です。ジオパークが持つ自然・文化などに関する様々な地球の記憶を、教育や観光、防災などに活用する取り組みが全国で行われています。
 八戸市は、「三陸ジオパーク」の北の玄関口。宮城県気仙沼市までの南北約220kmにも及ぶ日本最大のジオパークで、日本で最も古いと言われる大地の歴史や、東日本大震災を始め、古来からの地震や津波の記憶を伝える地域です。
 八戸市内では、「蕪島」「種差海岸」「是川遺跡」がジオサイト(ジオパークの中の見学拠点)とし登録されています。

三陸ジオパーク:八戸市内のジオサイト

1.蕪島

 1億3,000年前ごろの大規模な海底火山の活動によってできた島で、ウミネコの繁殖地。ウミネコの繁殖や生態を間近で観察できる希少な場所です。1933年と2011年の大津波の浸水高を示すプレートが設置されています。

2.種差海岸

 海底の隆起や、海水面の変動によってつくられた「海岸段丘」の海岸。丘の上には天然の芝生が広がり、ほかにも荒波によってつくられた奇岩、砂浜、海辺の松林など、様々な景観が楽しめます。

【種差海岸のジオポイント】

枕状溶岩
イタコマイマイ岩
鳴砂
白岩
種差天然芝生地
淀の松原

3.是川遺跡

 東北地方の優れた縄文文化を伝える遺跡。漆を利用した工芸技術により製作された製品など、芸術性の高い出土品が 数多く発見されています。

4.その他八戸市内のジオポイント

三陸ジオパークホームページ http://sanriku-geo.com

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