青森県が24年もの歳月をかけて開発した、さくらんぼの新品種「ジュノハート」が令和元年にデビューしました。
ジュノハートは、青森県五戸町にある「青森県産業技術センターりんご研究所県南果樹部」にて24年もの歳月をかけて交配・開発研究された、青森県が誇るさくらんぼの新品種です。
ジュノハートが他のさくらんぼよりも優れている点は、大きさと形にあります。果実が真っ赤なハートの形で大きさは横経28mm以上、さくらんぼの王様「佐藤錦」よりも更に一回り大きいサイズとなっています。
ジュノハートは紅秀峰(べにしゅうほう)とサミットの2品種の掛け合わせによって誕生しました。果肉が固く食べ応えがあるうえに酸味が少なく糖度が高い紅秀峰と、カナダ産で果肉が大きく熟れるほどに色が黒くなるサミットを掛け合わせることで、佐藤錦に匹敵する糖度と食べ応えのある大きな3Lサイズのジュノハートが出来上がりました。
幸運のさくらんぼ
平成17年、交配・開発研究が行われていた青森県産業技術センター近くで大規模な山火事が発生しました。ジュノハートの原木周辺にも火が回ったものの原木の焼失は免れることができ、幸運のさくらんぼと呼ばれるようになりました。
ジュノハートという名前の由来は、家庭の幸福を司る女神「Juno」と果実がハートの形をしているところから名づけられています。
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