類稀なる緑の絶景、種差海岸。岩礁、砂浜、海食海岸などの多様な地形と、様々な花が咲き乱れる海岸植生や、樹齢100年以上の松林が広がる淀の松原、スコットランドの海岸のような異国情緒を感じさせる種差天然芝生地など、変化に富んだ多彩な景観を楽しむ事が出来ます。

鮫角灯台の近くには、新造船の速度を計測するために設置されたマイルポストがあります。高さ５m程、直径40cmにもなるマイルポストは、太平洋の雄大な眺望と組み合わさり、不思議な存在感を放っています。『マイ・ブロークン・マリコ』のポスタービジュアルは、この場所で撮影されました。

青森県八戸市鮫町にある鮫角灯台を過ぎ、さらに海沿いを進むと見えてくる建造物が、葦毛崎展望台です。ファンタジックな西洋の古城のような展望台は、太平洋の素晴らしい眺望を満喫する事が出来ます。また、葦毛崎展望台は、種差天然芝生地まで続く遊歩道の基点となっています。

JR東日本の東北新幹線と在来線、青い森鉄道の青い森鉄道線が乗り入れる、青森県八戸市の西部にある駅です。八戸市・はちのへエリアへの旅行者の起点となる駅で、多くの人が日々利用しています。八戸駅からバスや電車を利用して、八戸市中心街やはちのへエリアの移動ができます。

種差海岸天然芝生地を抜け、北須賀を海岸沿いを進んでいくと、種差漁港が見えてきます。夏は、ウニ獲り体験などのイベントも行われています。二本の堤防や周辺の磯場は、イカやヒラメが釣れるスポットであり、多くの釣り人達の姿が見られます。釣り人が釣りを楽しむ様子は、映画のシーンを彷彿とさせます。

青い森鉄道は、青森県の青森市から三戸町を繋ぐ鉄道です。元はJR東北本線の一部で、東北新幹線の延伸とともに移管され、2022年12月で開業20周年を迎えます。四季折々の車窓風景を味わえる路線で、沿線で生活する方々の大事な地域の足となっています。青い森鉄道 下田駅では、映画のワンシーンが撮影されました。

八戸市と苫小牧を結ぶ、海の玄関口が八戸港フェリーターミナルです。観光と物流の拠点として、日々利用されています。１階の売店では青森のお土産はもちろん、北海道のお土産も買う事が出来ます。２階には、ご当地ラーメン「八戸らーめん」を食べられるレストランがあり、映画のワンシーンが撮影された場所でもあります。