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国の重要無形民俗文化財「八戸えんぶり」は、八戸地方に豊作を願う郷土芸能。その名は田をならす農具「えぶり」や「いぶり」(ゆすぶり)に由来すると言われ、冬の間眠ってい る田の神をゆさぶり起こし、田に魂を込める儀式が起源とされています。
例年、2月17日〜20日の八戸えんぶり期間中は、長者山新羅神社での奉納行事から始まり、八戸中心街での一斉摺り、明治期に建てられた豪商の旧家でのお庭えんぶりなど、様々な催しが行われます。
新型コロナの影響で3年ぶりの開催となる2023年は、開催2日目の2月18日(土)に特別公演「お庭えんぶり特別公演 幻想の摺り」を開催いたします。
お庭えんぶりと2月18日開催「お庭えんぶり特別公演 幻想の摺り」について
明治30年頃に建築された財閥の邸宅であり国登録有形文化財・更上閣(こうじょうかく)にて行われる「お庭えんぶり」。
夜の庭園で披露されるえんぶりは、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気。甘酒と八戸せんべい汁を味わいながら、お屋敷のだんな様気分でえんぶりを鑑賞する贅沢なひとときを過ごすことができます。
18日の特別公演では、明治・大正当時の衣装に身を包んだキャストたちが皆様をお迎えし、現代から明治時代へとイマーシブ※な時代の旅へ誘います。
ストーリーテラーの重厚な語りは、えんぶりの理解をより深め、当時を再現した番頭や女中たちと一緒にお庭えんぶりを体験することで、だんな様たる皆様に、まるで当時にタイムスリップをしたかのようなイマーシブ※な新しい体験をご提供いたします。
ゆったりとした観覧席(座椅子・椅子席)やえんぶり組の摺りを引き立てる照明演出による特別なひとときをお楽しみください。
※イマーシブ(immersive):没入感のあるさま、その状態に浸れるさまを表す。
お庭えんぶり特別公演 幻想の摺り 開催概要
- 公演名
- お庭えんぶり特別公演 幻想の摺り
- 開催日
- 公演1:17:00 ~ 18:15(開場 16:30、閉場 18:30)
公演2:19:30 ~ 20:45(開場 19:00、閉場 21:00) - 開催場所
- 更上閣(〒031-0052 青森県八戸市本徒士町5)地図を開く
- 座席数
- 1公演あたり60席限定
- 販売価格
- 1、2列目:6,000円(23席)
3列目以降:5,000円(37席) - 購入方法
- ローソンチケットでの販売となります。下記チケット購入サイトからお買い求めください。
- 運営
- 主催:青森県、(株)オマツリジャパン
協力:八戸地方えんぶり保存振興会(更上閣お庭えんぶり主催)、(一財)VISITはちのへ - お問合せ
- 八戸地方えんぶり保存振興会((一財)VISIT はちのへ内)TEL:0178-70-1110
注意事項
- ※18日特別公演は通常開催とは開始終了時間が異なります。集合のお時間にご注意ください。
- ※ご入場の際は演劇演出を含むご案内をいたします。ご来場のタイミングによっては入り口でお待ちいただく場合がございますのでご了承ください。
- ※出演組・出演順は都合により変更となる場合があります。
- ※館内は全館禁煙です。
- ※靴を脱いで入場していただきます。会場は冷えますので、防寒対策には充分お気をつけください。
- ※会場には駐車場がありませんので、お車でお越しの際は近隣の駐車場をご利用くださるようお願い致します。
- ※観覧券購入後のキャンセルは受付しません。転売禁止。
- ※チケットの半券裏側にご来場者様の氏名と電話番号をご記入の上、ご来場ください。ご記入いただいた情報は新型コロナウイルス感染症対策を目的に主催者が保管し、保健所等の求めがあった際の情報提供以外利用しません。
- ※当日、発熱(37.5℃以上)等体調が思わしくない方は、ご来場をお控えください。
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