青森県には在来系統から選別された品種のそば「階上早生」があり、古くは大正時代から愛されてきました。その特徴は豊かな風味と強い粘り。階上町では「地元で栽培」「全て手打ち」「地元で消費」にこだわり、栽培から料理までを一貫して手掛けています。
このそばが注目を浴びたのは1913年(大正2年)。当時はヤマセ(冷たい北東からの風)の影響で多くの作物が育たず、凶作・飢饉に悩まされていました。しかし、このそばは寒さに強く大凶作の中にあっても相当の収量が得られ、多くの人の命を繋いできたのです。その後、青森県農業試験場にこの種子を取り寄せて試験栽培した結果、優れた成績であったため、1918年(大正7年)に「階上早生」と命名されました。

階上早生そばを味わえるお店
- 店名
- 階上町わっせ交流センター
- 所在地
- 階上町平内字上道1-1
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- 0178-88-2709
- 店名
- 観音茶屋東門
- 所在地
- 階上町赤保内字寺下13-1
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- 0178-88-3987