カラフルで可愛らしい、三角屋根のユニークな形の建物が並んでいます。建物がカラフルなのには理由があり、用途によって色分けされています。緑はツリーハウス（宿泊棟）、茶色は炊事場、オレンジはトイレ、グレーはシャワー棟です。
　ツリーハウス(宿泊棟)にはコンセントが付いていて、電気が使用できます。窓には網戸が付いており、夜には涼しい風が吹き、快適に眠ることができます。食器やテーブル、チェア等キャンプに必要な道具の有料貸出もありますので、初心者にもおすすめです。 シャワーもキャンプ場利用者であれば無料でご利用いただけます。

　名川チェリリン村から歩いて約15分の小沢田観光果樹園へ行って、桃の収穫体験。桃は8月下旬が旬、南部町では、桃以外にもさくらんぼやぶどう、りんごなど季節ごとに果物が収穫できます。好きなものを選んで収穫し、その場で食べることができます（40分間食べ放題）。
　この日の桃は3種類、甘いものから酸味のあるものなど違いがあり、食べ比べてどれが好みか探してみるのも楽しいです。食べきれなかった分があれば別料金で持ち帰り可能です。南部町にはたくさんの果樹園があるので、1年を通して果物収穫体験が楽しめます。
⇒南部町ＨＰ「達者村通年農業観光」ページ

徒歩約15分

　収穫した桃を持って名川チェリリン村へ。桃を切り、ブルーベリーやレモンなどのフルーツと一緒にボウルに入れて、南部町産食用菊を使った“菊サイダー”を注いで混ぜ合わせれば、オリジナルフルーツポンチのできあがり。
　南部町内の果物収穫体験とパフェなどのスイーツ作りがセットになった「北のフルーツパーラー」を利用するのもおすすめです。
⇒南部町ＨＰ「北のフルーツパーラー」ページ

　フルーツポンチの後は、火を起こしてお昼ごはん作り。トルティーヤを火で炙り、収穫した桃やドライフルーツ、玉ねぎなどを挟んでサルサソースをかけてフルーツタコスを。桃が野菜のように感じられる驚きの美味しさです。収穫した美味しいフルーツをすぐに調理して食べられる、贅沢なお昼ごはんです。

　名川チェリリン村から法光寺までは、ゆっくり歩いて30分程度。お腹いっぱいご飯を食べたら、近くの法光寺まで散策に出かけましょう。歩いていくと、参道の千本松の緑が気持ち良く感じられます。駐車場もあるので、車で向かうこともできます。道中の爺杉は圧巻の大きさで、県の天然記念物にも指定されています。
　法光寺は入口から荘厳な景色が広がります。お寺の裏側には庭園が広がり、美しい承陽塔(三重の塔)もあります。承陽塔（三重の塔）は、近くまで行って建物の細かい作りを見るのがおすすめです。

　名川チェリリン村に戻ってきて、オートキャンプ場のそばで楽しめるグラウンドゴルフに挑戦。ツリーハウスを望める丘の上にある眺めの良いコースではグラウンドゴルフができます。ゴルフの用具は名川チェリリン村管理棟で有料で貸し出しています。コースに傾斜があるので、ボールがどこまでいくかわからないスリルがあり楽しくプレイできます。

　もう一度火を起こして、今度は夜ごはん作りです。定番のバーベキューや、温めたカマンベールチーズに炙った野菜を絡めたチーズフォンデュ、デザートには焼いたマシュマロとチョコをクラッカーで挟んだおしゃれスイーツ「スモア」を堪能。ごはんの後は、焚火台でじっくり焚火を楽しみましょう。ゆったり静かな名川チェリリン村での夜の時間を味わってください。近くの農林漁業体験実習館チェリウスのお風呂に入ってリラックスもできます。
※焚火をするときは、火が直接芝生に触れないよう注意してください。

　朝も火起こしからスタート。起こした火でウインナー、卵、パンを焼いて朝ごはんのできあがりです。チェリリン村に吹く朝の涼しい風を感じつつ鳥の声を聴きながら食べる朝食は、より美味しく感じられることでしょう。名川チェリリン村で優雅な朝食をお楽しみください。

　朝ごはんの後はバーデパークへ。周辺には田んぼが広がっています。今回はこの風景をサイクリングで堪能しました。南部町では、豊かな自然が織りなす風景や田園風景などの「心癒され、達者（健康）になれる町内の優れた景観ポイント」100箇所を“達者村百景”として登録しています。バーデパーク周辺にも達者村百景が点在し、この景色を堪能しながら走ることができます。
⇒南部町ＨＰ「達者村百景」ページ

　サイクリングで体を動かした後は、バーデパークでランチ。写真は、バーデパーク内「レストランかだぁる」で提供されている「しっかり栄養バランスランチ(※)」。一食の中で主食・主菜・副菜が揃う、管理栄養士おすすめのランチです。地元食材がたっぷりで、特にごはんは南部町産達者米を使用しています。野菜たっぷりで食塩のとり過ぎにも配慮した、健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事ができます。⇒バーデパークＨＰ 　※提供していない時期もあるため、詳しくはバーデパーク(0178-84-2850)へ問合せください。

　ランチのあとは、プールと温泉でさっぱりしましょう。プールでは、20～40℃前後までの水温と深さが異なる浴槽の水の物理的作用により、目的や体調に合わせた健康づくりができます。専門医が作った種類豊富な利用プログラム（腰痛解消コース、肩こり解消コースなど）が掲示してあるので、気軽に試すことができます。温泉は、「福地温泉」というアルカリ性のお湯です。バーデパークで動いて・食べて・癒されて、心も体も健康に！
⇒バーデパークＨＰ