八戸市美術館は、市民の文化芸術活動の拠点と「アートのまちづくり」の中核施設です。


出会いと学びのアートファーム
八戸市美術館のテーマは、「種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館~出会いと学びのアートファーム」。作物が実るように人や街が育つ、畑(ファーム)のような美術館です。
「もの」としての美術品展示が中心となっていた従来の美術館とは異なり、「ひと」が活動する空間を大きく確保し、「もの」や「こと」を生み出す新しいかたちの美術館として、新たな文化創造と地域の活性化を図ることを目指しています。
ジャイアントルームと個室群

館内の最大の特徴は、天井高約17mの巨大な空間の「ジャイアントルーム」。この部屋は、市民が自由に出入りし日常的に活動を行うことができ、また、可動式間仕切りや家具で場所も自在に作ることができます。あらゆる活動を可能とし、教える人と学ぶ人とが同じ場を共有することができるつくりとなっています。
さらに、展示や制作といった様々な機能に特化した「個室群」。専門的に深く学ぶことができるとともに、ジャイアントルームを各部屋を自由に組み合わせることで、違う専門性への出会いや新たな発見などの豊かな機会の創出が期待できる施設となっています。
展覧会とアートファーマープロジェクト
八戸市美術館では、施設の特徴を活かし、「展覧会」と「アートファーマープロジェクト」という2つの活動を行います。
「展覧会」は誰もが気軽にアートに触れられるよう、完成された展示を鑑賞することができる、多くの美術館で中心となる活動です。
美術館活動に主体的に関わる市民を、アートでコミュニティを耕して育む「アートファーマー」と呼び、さまざまな経験ができる環境をつくり出します。さまざまな属性の人々や地域資源が出会い、アートを通して地域社会のことを考えたり、アーティストとの創作活動に取り組んだりする「アートファーマープロジェクト」を継続的に実施します。
開催予定の展覧会
展覧会
2025年6月28日(土)〜8月31日(日)
ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―

2023年に国立工芸館(金沢市)からはじまり、国内外を巡回してきた「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」が、北海道・東北エリア初開催!
八戸市美術館でも新作が加わり、世界的に人気を集めるポケモンを表現した約90点の工芸作品を展示します。
作品は、ポケモンのすがたやかたち、ゲームのストーリーや世界観を表現したものや、ポケモンが器や着物など日常の道具や装身具になった作品もあります。
また、多種多様な素材がつかわれ、技法も伝統的な方法から現代の新たな技術まで、さまざまです。
ポケモンをテーマに、日本を代表する工芸作家たちがその美意識とわざによって表現した世界をお楽しみください。
- 出展作家
- 池田晃将、池本一三、今井完眞、植葉香澄、桂盛仁、桑田卓郎、小宮康義、城間栄市、須藤玲子、田口義明、田中信行、坪島悠貴、新實広記、林茂樹、葉山有樹、福田亨、桝本佳子、水橋さおり、満田晴穂、吉田泰一郎[50音順]
- 会期
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2025年6月28日(土)〜8月31日(日)
(前期|6月28日〜7月21日 後期|7月23日〜8月31日) - 観覧料
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一般1,300円、大学生・高校生800円、小・中学生600円
※団体割引、障害者割引、フリーパスあり
チケット購入についてはこちら - 開館時間
- 10:00~19:00(入場は18:30まで)
- 会場
- 八戸市美術館
- 休館日
- 7月1日(火)、8日(火)、15日(火)、22日(火)
- 主催
- ポケモン×工芸展八戸実行委員会(八戸市、青森朝日放送、VISITはちのへ)、NHKエンタープライズ東北
- 監修
- 国立工芸館
- 特別協力
- 株式会社ポケモン
- 制作協力
- NHKプロモーション
- 協力
- 読売新聞社
- 後援
- 青森県教育委員会、八戸市教育委員会、デーリー東北新聞社、東奥日報社、khb東日本放送、岩手朝日テレビ、八戸テレビ放送、コミュニティラジオ局 BeFM
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インフォメーション
- 所在地
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青森県八戸市大字番町10-4
- 電話番号
- 0178-45-8338
- アクセス
- 自動車:八戸自動車道八戸ICから約15分
鉄道:JR八戸線本八戸駅より徒歩約10分 - ホームぺージ
- https://hachinohe-art-museum.jp/