三八エリアの美味しい地酒と食をご紹介
さんぱちペアリング

海と山の恵みが育む食文化が息づく三八さんぱちエリア(八戸市・三戸郡)。この土地ならではの美酒と、相性抜群の絶品料理を組み合わせた「さんぱちペアリング」をお届けします。あなたの新たなお気に入りの一杯と一皿を見つけてみませんか?

INDEX

八戸酒造ペアリング

江戸時代から続く日本酒の醸造元である八戸酒造は、青森県の地酒として県産の米と酵母にこだわった酒造りをしています。銘柄「陸奥八仙」「陸奥男山」の定番酒のほか、季節限定の生原酒、微発泡清酒などの新ジャンルにも挑戦し、さまざまな日本酒の楽しみ方を提案する酒蔵です。

醸造所情報:八戸酒造

八戸市にある『八戸酒造』の外観
 

■主な銘柄

陸奥八仙、陸奥男山

 

■住所

青森県八戸市大字湊町字本町9

 

■TEL

0178-33-1171

 

■公式サイト

https://mutsu8000.com/

 

■Instagram

@mutsu_8000

素材礼讃 丹念
陸奥八仙ピンクラベル吟醸×八戸毬姫牛しゃぶしゃぶ

上質な空間で本格的な和食を気取らずに楽しめる「素材礼讃丹念」おすすめの「八戸毬姫牛まりひめうししゃぶしゃぶ」は、牛骨で取ったこだわりのだしに、きめ細やかで柔らかな肉質の八戸毬姫牛をさっとくぐらせ、自家製のポン酢とごまだれでいただく一品。フルーティーでボリューム感のある「陸奥八仙ピンクラベル吟醸」は上質な八戸毬姫牛の脂の甘味と相性が良い。香り高く芳醇な旨味がじっくりと口のなかに広がり、絶品のマリアージュを楽しめる。

陸奥八仙ピンクラベル吟醸×八戸毬姫牛しゃぶしゃぶの画像

2001年、八戸市の鷹匠小路沿いにある金剛ビルの一角にオープンした「素材礼讃 丹念」は、大人の隠れ家のような雰囲気のある素敵な空間で、本格的な和食を気取らず楽しめるお店。

素材礼讃丹念の内装

「旬の美味しいものを提供する」ことを大切にしており、全国から旬の食材を集めて提供しています。また、それに合うお酒ももちろん全国各地から取り寄せたものがお料理とともに楽しめます。

素材礼讃 丹念で考えていただいたペアリングメニューが、「八戸毬姫牛しゃぶしゃぶ」と「陸奥八仙 ピンクラベル 吟醸」。

陸奥八仙ピンクラベル吟醸×八戸毬姫牛しゃぶしゃぶの画像

八戸毬姫牛は、きめ細やかで柔らかな肉質と上品な脂の旨味が特長。繊細な和食と相性が良いので、しゃぶしゃぶで食べることで牛肉本来の旨味が引き立ちます。八戸市にある市川ファームで育てられた八戸毬姫牛は別名「箱入り娘」とも言われているそうで、1頭1頭大切に育てられた牛。

しゃぶしゃぶに使う出汁は牛骨でていねいに取ったスープです。コラーゲンがたっぷりと染み出たスープに、たっぷりの笹打ちネギと八戸毬姫牛をさっとくぐらせ、自家製のポン酢とごまだれで一口。上品な八戸毬姫牛の旨味が口の中いっぱいに広がります。

フルーティーでボリューム感のある「陸奥八仙 ピンクラベル 吟醸」は、八戸毬姫牛の脂の甘味と相性が良く、香り高く芳醇な旨味がじっくりと口のなかに広がるピンクラベルと八戸毬姫牛とのマリアージュが絶品です。

タラの白子天の画像

また、冬季にぜひ「陸奥八仙 ISARIBI 特別純米」の熱燗と味わってほしいのが「タラの白子天」です。白子は天ぷらにすることで、余計な水分が抜け、より濃厚なうまみを感じさせてくれます。クリーミーで濃厚な旨味が楽しめる旬の白子と、口の中をさっぱりと洗い流すような辛口のISARIBIが調和するおすすめのペアリングです。

店舗情報:素材礼讃そざいらいさん 丹念たんねん
八戸市にある『素材礼讃丹念』の外観
 

■住所

青森県八戸市大字鷹匠小路18 金剛ビル1F

 

■営業時間

18:00~22:00(L.O.21:00)

 

■定休日

日曜 他

 

■TEL

0178-45-2812

 

■Instagram

@tannen_8

酒と料理 Mock
陸奥八仙ISARIBI特別純米×納豆のオイル漬け・イカ墨クリーム天ぷら

酒と和食ベースの創作料理が味わえる「酒と料理 Mock」。オープン当初から人気メニューである「納豆のオイル漬け」は、粘り気が無く塩味が効いているため、すっきりとした後味とキレがある「陸奥八仙ISARIBI特別純米」とマッチする。「イカ墨クリーム天ぷら」は特製のホワイトソースにイカスミとイカの身を練り込んであり、見た目はインパクトのある一品だが優しい味わい。まったりとしたコクのあるイカスミソースがISARIBIによく合うのでおすすめ。

陸奥八仙ISARIBI特別純米×納豆のオイル漬けイカスミのクリーム天ぷらの画像

居酒屋やバーなどが多くひしめく八戸市中心街。横丁文化が今でも根付き、たくさんの飲食店が軒を連ねるなか、少しだけ中心街から離れたところにあるのが、2022年に開業した「酒と料理Mock」。お酒と和食ベースの創作料理が楽しめる居酒屋で、いま八戸で注目されている人気店です。

酒と料理Mockの内装

「陸奥八仙 ISARIBI 特別純米」に合うペアリングメニューとして提案していただいたのが、「納豆のオイル漬け」と「イカ墨クリーム天ぷら」の 2つ。どちらもオープン当初からある看板メニューだそうです。

納豆のオイル漬けの写真

「納豆のオイル漬け」は大粒納豆の粘り気を取り、醤油漬けにした後にオイルに漬け込んである一品。粘り気が無く塩気があるためさまざまなお酒に合いますが、その中でも特に、辛口である八仙のISARIBIによく合うとオーナーの類家さん。

漬け物の納豆?粘り気が無い?と食べるまで味に想像がつかないですが、箸で一粒つまむと糸を引くわけでもなく、大豆の煮豆のような感覚。食べてみると見た目とは裏腹に醤油の風味と塩味がしっかりと効いていて、濃いめの味付け。油を纏っていますがオイリー感はそれほど感じず、納豆の持つ発酵の旨味は残っていて、クセになる絶妙な味わいです。

イカ墨クリーム天ぷらの写真

「イカ墨クリーム天ぷら」は、特製のホワイトソースにイカスミとイカの身を練り込み、 イカスミ入りの黒い天ぷら粉で揚げた、インパクトのある一品。真っ黒なサクサクの衣を割ると中まで真っ黒で驚きますが、一口食べると優しい味わいでイカの風味が口全体に広がります。添えてある自家製トマトソースは酸味と甘味のバランスが良く、味変にぴったり。トマトソースとまったりしたコクのあるイカスミソースが、すっきりとした八仙のISARIBIによく合います。

店舗情報:酒と料理 Mock
酒と料理Mockの外観
 

■住所

青森県八戸市大字鳥屋部町1-14

 

■営業時間

17:00~23:00(L.O.22:00)

 

■定休日

水曜

 

■TEL

050-8884-3704

 

■Instagram

@saketoryouri_mock

八戸酒類ペアリング

八戸酒類は、五戸町で「如空」、八戸市で「八鶴」と2拠点で2つの酒蔵を持つ蔵元です。上質な湧き水と県産酒米を使い、伝統を守りながら美味しい日本酒を作り続ける八戸酒類の日本酒は、これまで鑑評会で多くの賞を受賞しています。

醸造所情報:八戸酒類

八戸市にある『八戸酒類』の外観
 

■主な銘柄

八鶴、如空

 

■住所

青森県八戸市大字八日町1

 

■TEL

0178-43-0010

 

■公式サイト

https://hachinohe-syurui.com/

 

■Facebook

https://www.facebook.com/hachisake/

串と季節の料理 おはな
如空 銀撰×ソフトにしんの燻製とピーマンの和え物

「串と季節の料理 おはな」は八戸市中心街にあるカジュアル居酒屋。だし醤油で甘めの味付けに仕上げた「ソフトにしんの燻製とピーマンの和え物」は、身欠きにしんの郷土料理をアレンジした一品で、飲みやすい辛口タイプの「如空 銀撰」のアテにぴったり。柔らかいソフトにしんの燻製は嚙めば嚙むほど旨味が感じられ、生ピーマンのフレッシュさと苦味がアクセントになる。「如空 銀撰」は食事に合う軽快な爽酒そうしゅなので、常温やかんでももちろん楽しめる。特製もつ煮との相性もよい。

如空 銀撰×ソフトにしんの燻製とピーマンの和え物の画像

八戸市の中心街、十三日町の通り沿いにある「串と季節の料理 おはな」は、2025年で開業20周年を迎えるカジュアルな和食居酒屋。

串と季節の料理おはなの内装

八戸酒類の「如空 銀撰」に合うペアリングのメニューとしておすすめしていただいたのが、「ソフトにしんの燻製とピーマンの和え物」。

ソフトにしんの燻製とピーマンの和え物の画像

身欠きにしんの郷土料理をアレンジした一品で、飲みやすい辛口タイプの「如空 銀撰」のアテにピッタリ。柔らかいソフトにしんの燻製は噛めば噛むほど旨味が感じられ、生ピーマンのフレッシュさと苦味がアクセントになります。

「最近は飲みやすくフルーティーな日本酒が流行っていると思うんですが、冷でも熱燗でも美味しい、飲み飽きない辛口タイプが食事には合うかなと。如空の銀撰は基本の食中酒としてちょうどいい日本酒で、つまみに合って長く飲めるのでおすすめ」とのこと。

蟹味噌の天ぷらの画像

このほか、「蟹味噌の天ぷら」や「もつ煮込み」も「如空 銀撰」と味わいたいメニュー。「蟹味噌の天ぷら」は丁寧に大葉にくるんだ蟹味噌に薄い衣をつけ、さっと油で揚げた一品で、一口噛むと大葉の爽やかさと磯の香りがふわっと口の中に広がります。アツアツのカニ味噌が日本酒に合わないわけがなく、お酒が進みます。

店舗情報:串と季節の料理 おはな
八戸市にある『串と季節の料理おはな』の外観
 

■住所

青森県八戸市大字十三日町27

 

■営業時間

昼営業 11:30~14:30(L.O.14:00)

夜営業 17:00~22:00(L.O.21:00)

 

■定休日

昼営業 日曜・祝日/夜営業 日曜

 

■TEL

0178-72-4561

 

■Instagram

@ohana.hachinohe

馬肉料理専門店 レストランささ木
如空 特別純米酒 金ラベル×義経鍋

五戸町の精肉店が経営する馬肉料理専門店「レストランささ木」は、馬肉の焼肉と水炊きを同時に楽しめる「義経鍋」が味わえる。馬油をくぐらせた馬肉を鉄板部分で焼いて、自家製タレをつけて食べる焼肉は、あっさりとした脂と柔らかい馬肉の旨味がダイレクトに感じられる。中央の鍋部分でしゃぶしゃぶも。お米のふくよかな旨味と喉越しのよい後味が特長の「如空 特別純米酒 金ラベル」の冷やと合わせれば、酒と箸がとまらなくなる美味しさ。

如空特別純米酒金ラベル×義経鍋の画像

五戸町は馬肉の生産で有名な町。「レストラン ささ木」は精肉店が経営する馬肉料理の専門店です。

レストランささ木の食べ放題用ショーケースの画像

馬肉はもちろん、シャモロック、ラム肉、牛肉、豚肉…さまざまなお肉が食べられます。個人経営店では珍しい、食べ放題メニューを売りにしているそうです。

如空特別純米酒金ラベル×義経鍋の画像

今回のペアリングで提案いただいたメニューは義経鍋。義経鍋というのは、中央にお鍋の部分と縁の部分に鉄板がついた特別なお鍋で、馬肉の「焼き」と「煮こみ」が同時に楽しめる鍋です。現在では義経鍋を食べられるお店は少ないそう。「レストラン ささ木」では義経鍋に使う馬肉には良い部位のお肉を提供しているそうです。

義経鍋の由来は、義経の兜を使って肉を煮たり焼いたりして食べたことから その名前がつけられたそう。この義経鍋と合わせるのは八戸酒類の「如空 特別純米酒 金ラベル」です。

あっさりとした脂と柔らかい馬肉の旨味が、お米のふくよかな旨味と喉越しのよい後味が特長の「如空 特別純米酒 金ラベル」と合わせると、酒と箸が止まらなくなります。

如空特別純米酒金ラベル×桜鍋の画像

また、馬肉料理で忘れてはならないのが桜鍋。馬肉をたっぷりと入れて煮込んだ馬肉のお鍋で、味噌味をベースに醤油、にんにく、生姜が入った出汁で馬肉を煮込み、馬肉の出汁がしっかりと出た汁に生の野菜をのせて煮込みます。

桜鍋も如空とよく合うメニューとしておすすめの一品なので、肌寒い季節にぜひ味わいたい一品です。

店舗情報:馬肉料理専門店 レストランささ木
五戸町にある『馬肉料理専門店レストラン佐々木』の外観
 

■住所

青森県三戸郡五戸町字下モ沢向13-162

 

■営業時間

平日昼 11:00~14:00(L.O.13:30)

平日夜 17:00~21:00(L.O.20:30)

土日祝 11:00~21:00(L.O.20:30)

 

■定休日

火曜

 

■TEL

0178-62-6401

 

■ホームページ

https://gonohe-baniku.com

カネク醸造ペアリング

かつてドイツで出会ったヴァイツェンのような、地元で愛される工芸的なクラフトビールを作ることを目的として、2020年より八戸市南郷地区でクラフトビール造りをおこなう「カネク醸造」。個性的で多種多様なクラフトビールの製造と販売を行っており、オールシーズンで楽しめるビールは現在5種を展開。そのほか限定醸造や季節限定の商品も多様にあります。

醸造所情報:カネク醸造

『カネク醸造』の主な銘柄
 

■主な銘柄

Hazy IPA、Golden Lite Ale、Weizen

 

■住所

青森県八戸市南郷大字市野沢字屋敷添14-2

 

■TEL

0178-38-5474

 

■公式サイト

https://kanekujyozo.com/

 

■Instagram

@kaneku_jyozo

おかず家
Hazy IPA 花のヘイジー×真ソイと酢漬け青唐辛子菊のセビーチェ

階上町の惣菜店「おかず家」の惣菜「真ソイと酢漬け青唐辛子菊のセビーチェ」は、信頼する仲間から仕入れる旬の魚介と、ビール独特の苦味がなく飲みやすいクラフトビール「花のヘイジー」の爽やかさがぴったりと合う。自家製塩で締めたマゾイをメインに、青唐辛子とハーブ、柑橘類でシンプルな味付けにパンチを出した一品。軽やかなトロピカルフレーバーの「花のヘイジー」と、色鮮やかな食用菊が食卓を華やかに彩る。昼飲みやパーティーにもおすすめ。

HazyIPA花のヘイジー×真ソイと酢漬け青唐辛子菊のセビーチェの画像

青森県と岩手県の県境に位置する階上町。幅の広い道路を車で走ると、道路に面してひときわ混み合っている平屋のお店が見えてきます。2022年にオープンした「おかず屋」は、「普段から食べられ、自分のご褒美としても使っていただけるようなお惣菜を提供したい」というオーナーの佐京さんの思いから、肉や魚をふんだんに取り入れた季節の惣菜を幅広く準備していて、お酒に合いそうな惣菜も多い印象。

おかず屋さんで販売されている惣菜の画像

今回 ペアリングで紹介していただいたメニューは「真ソイと酢漬け青唐辛子 菊のセビーチェ」。このメニューと合わせるお酒は、カネク醸造のクラフトビール「花のヘイジー」です。

オーナーの左京さんは、「このメニューは季節によって旬の魚介で作っています。晩秋から冬に向けてソイ類は旨味が増すんです。夏に採れた自家栽培の青唐辛子をピクルスにして、調味料として使っています」とのこと。佐京さん自身釣りが趣味だそうで、釣った魚や、信頼する仲間から仕入れた魚を使い、さっぱりとした印象のセビーチェを提供しているとのこと。

花のヘイジーを併せた昼のみパーティのイメージ写真

軽やかなトロピカルフレーバーの「花のヘイジー」と、色鮮やかな食用菊が食卓を華やかに彩るセビーチェ。ビール独特の苦味がなく飲みやすい「花のヘイジー」に、自家製の塩で締めた真ゾイに爽やかな青唐辛子とミントの風味でパンチを出して、アルコールに負けない味。昼飲みやパーティにもおすすめなペアリングです。

店舗情報:おかず屋
階上町にある『おかず屋』の外観
 

■住所

青森県三戸郡階上町大字道仏字耳ヶ吠3-507

 

■営業時間

11:30~無くなり次第終了

 

■定休日

火・水曜

 

■TEL

0178-38-5435

 

■Instagram

@okazuya__michi

八食市場寿司
Golden Lite Ale 金のエール×平目のづけ小丼・八戸バクダン小丼

市場直営ならではの新鮮なネタで本格的な寿司を楽しめる「八食市場寿司」。カネク醸造のクラフトビール「金のエール」が樽生で楽しめる。刻んだイカや小粒いくらがふんだんに盛り付けられた「八戸バクダン小丼」や県産平目を使用した「平目のづけ小丼」は自家製のタレで味付け。添えてある海苔に包み、海苔の風味を楽しみながら味わってもらうことで、ライトな口当たりの飲みやすい「金のエール」とよちマッチした味わいが引き立つ。

GoldenLiteAle金のエール×平目のづけ小丼・八戸バクダン小丼の画像

八戸市の食の宝庫といえば「八食センター」。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類・青果・精肉、乾物や珍味・お菓子・お酒・日用雑貨まで幅広く取り揃え、お土産をはじめとした八戸の名物がすべて揃う、八戸市の観光スポットでもあります。

八食市場寿司の商品サンプル画像

「八食市場寿司」は、市場直営ならではの新鮮なネタを取り揃えた、職人が握る本格的な寿司を回転寿司として楽しめるお寿司屋さん

八食市場寿司には、カネク醸造のクラフトビール「金のエール」に合うペアリングメニューを紹介していただきました。

GoldenLiteAle金のエール×平目のづけ小丼・八戸バクダン小丼の画像

「金のエール」は常時提供しているクラフトビールで、県産米「まっしぐら」を使用して作られているカネク醸造のメインビール。グレープフルーツのようなフルーティな苦味と爽やかさが特長で、どんな食事にも合う飲み口が特徴です。

これらのクラフトビールと合わせて楽しんでほしいメニューは、「八戸バクダン小丼」と「ヒラメの漬け小丼」。これらは八戸を代表するどんぶりである「八戸バクダン丼」、そして「ヒラメの漬け丼」をモチーフにして八食市場寿司で独自に生み出したメニューです。

どちらの小丼も、付け合わせの海苔の上にバクダン小丼を包んで頬張ることで、どんぶりとしてだけではなく、お寿司としても楽しむことができる一皿です。海苔に包み、風味を楽しみながら味わってもらうことで、ライトな口当たりの飲みやすい「金のエール」とよりマッチした味わいが引き立ちます。樽生ビールでカネク醸造のクラフトビールが飲めるのは八食市場寿司と、いちば亭の2店舗だけとのことで、それも嬉しいポイントです。

店舗情報:八食市場寿司
八戸市にある『八食市場寿司』の内観
 

■住所

青森県八戸市大字河原木字神才22-2

 

■営業時間

10:00~21:00(L.O.20:30)

 

■定休日

第2水曜

 

■TEL

0178-21-1844

 

■ホームページ

https://www.849sushi.com/

八戸ワイナリーペアリング

八戸市南郷地区に醸造所を構え、2019年から八戸産のワインを製造している八戸ワイナリー。「八戸市にワインという新しい価値と文化を創造する」ことを目指し、ぶどうの栽培から醸造・販売に至るまで、またシードルやぶどうジュースなど幅広い商品を手掛けています。

醸造所情報:八戸ワイナリー

『八戸ワイナリー』の主な銘柄
 

■主な銘柄

青森スチューベン、メルロー、マスカット・ベーリーA

 

■住所

青森県八戸市南郷大字中野字志民長根23-1

   

■TEL

0178-45-7655

 

■公式サイト

http://www.h-winery.com/

 

■Facebook

@hachinohewinerynew

ワイン屋台 サブログ
メルロー2023×砂肝のコンフィ・燻製ポテサラ

常時20種類のワインを気軽に楽しめる「ワイン屋台サブログ」。南郷地区で収穫された「メルロー」はすっきりした酸味が特長の食中酒におすすめのワインで、看板メニュー「砂肝のコンフィ」と合わせて味わうのがおすすめ。低温加圧調理した砂肝は、想像以上の柔らかさ!季節のチップを使用してじっくり燻製する「燻製ポテサラ」も、鼻に抜ける燻製の香りと穏やかな果実香のメルローが互いに引き立て合い、味に深みを感じられる。

メルロー2023×砂肝のコンフィ・燻製ポテサラの画像

2023年7月にみろく横丁で開業した「ワイン屋台サブログ」。「サブログ」の由来は、三日町と六日町の間にあるみろく横丁で開業したからだそうで、お店に入るとコの字型のカウンターとなっていて、店員さんやお客様どうしの距離が近い印象。ワインは地元産のワインを含む 20種類ほどのワインをグラスで気軽に楽しめます。

サブログの内観

八戸市南郷地区で収穫されたメルローは酸味があり、すっきりしていて食中酒に向いている赤ワインです。

メルローと合わせるメニューは「砂肝のコンフィ」。コンフィとは、フランス料理の一種で、食材を低温の油でじっくりと煮た料理のこと。

砂肝のコンフィの画像

砂肝は低温加圧調理しているため柔らかい口当たりで、店長の石鉢さん曰く「想像の3倍は柔らかい」とのこと。実際食べてみると、砂肝を食べたときに感じる独特のコリコリ感はなく、柔らかな砂肝を噛むごとにジューシーな肉汁があふれます。そのジューシーな砂肝をメルローのすっきりした酸味で飲み流すのが、相性抜群です。

燻製ポテサラの画像

また「燻製ポテサラ」はサブログの人気ナンバーワンメニュー。シンプルにジャガイモメインのポテトサラダを作ってから、季節の木のチップを使って燻製しているそうで、鼻に抜ける燻製の香りと穏やかな果実香のメルローが互いに引き立て合い、味に深みを感じられます。ここでしか食べられない「燻製ポテサラ」は癖になりそうです。

店舗情報:ワイン屋台サブログ
八戸市にある『ワイン屋台サブログ』の外観
 

■住所

青森県八戸市大字三日町25 八戸屋台村みろく横丁内

 

■営業時間

17:00~24:00(L.O.23:00)

 

■定休日

なし

 

■TEL

080-6281-6349

 

■Instagram

@hachinohewineyatai_36

時空
マスカット・ベーリーA2023×醍醐だいご

こだわりの素材で和のスイーツを展開する「時空」は、非日常を感じられる落ち着いた空間のスイーツ店。オープン当初からの看板商品である「醍醐(だいご)」は、南部町産のみそだまりの醤油を使用したシンプルで濃厚なチーズケーキで、口に含むとチーズのコクの奥にたまり醤油の和の風味が感じられる。八戸市南郷産のブドウを使用した「マスカット・ベーリーA」は渋すぎず飲みやすいワインなので、濃厚な「醍醐」との相性抜群。

マスカット・ベーリーA2023×醍醐の画像

割烹 萬麟ばんりんの部屋を改装して令和4年6月に和風スイーツ店としてオープンした「時空」。安土桃山時代をイメージした煌びやかでありながらも落ち着きのある店内は、まさに時空を超えて非日常を感じられる空間です。

和の素材を生かして季節のものを味わえる和風スイーツをコンセプトに掲げており、黒豆や宇治抹茶、和三盆糖、栗など、和を感じられる食材をふんだんに使ったスイーツがショーケースにずらりと並んでいます。

時空の和風スイーツの画像

時空が提案するペアリングは、八戸ワイン「マスカットベーリーA」とオリジナルチーズケーキ「醍醐」のペアリング。

オープン当初からの看板商品である「醍醐」は、味噌だまりを使用したシンプルで濃厚なチーズケーキ。味噌たまりとは、味噌の発酵・熟成時に分離した液体で、南部町産のたまりを使用しているそう。口に含むとチーズのコクの奥に味噌たまりの和の風味が感じられる。他では味わえない逸品です。シンプルなチーズケーキだからこそ、同じく発酵食品の味噌だまりがよく合います。

マスカット・ベーリーA2023×醍醐の画像(撮影用に特別にワインを持ち込み)
特別にワインを持ち込んで撮影。店舗ではお酒の提供はありません。

夜ご飯の後にしっぽりとワインを飲みながらこの醍醐を食べてほしい」と店長の荒岡さん。八戸市南郷産のブドウを使用した「八戸ワイン マスカット・ベーリーA」は渋すぎず飲みやすいワインなので、濃厚な「醍醐」との相性抜群です。

「醍醐」はホールケーキでの冷凍販売もしているそう。もちろん、一切れずつのテイクアウトも可能です。イートインスペースではお酒の提供はしていないので、店内で召し上がる際はお抹茶と一緒に味わってみてくださいね。

店舗情報:時空
八戸市にある『時空』の内観
 

■住所

青森県八戸市柏崎一丁目1-41

 

■営業時間

10:00~17:30

店内飲食 10:30~17:00(L.O.16:30)

 

■定休日

月曜

 

■TEL

0178-24-1025

 

■Instagram

@jiku_banrin

澤内醸造ペアリング

八戸市にある澤内醸造は、八戸市南郷地区で収穫されたブドウを使った「八戸ワイン」から、南部町産、山形県高畠町産のブドウを使った「日本ワイン」、県南りんごとフルーツを使った「mixシードル」など、20種類ほどのワインを製造しています。
2017年の醸造当初から亜硫酸無添加のナチュラルワインにこだわり、ブドウ本来のもつ力でワイン造りを続けている醸造所です。

醸造所情報:澤内醸造

『澤内醸造』の主な銘柄
 

■主な銘柄

Love-rut 21、南部ルスコ

 

■住所

青森県八戸市柏崎二丁目10-8

   

■TEL

0178-38-1811

 

■公式サイト

http://www.sawauchi.info/

 

■Instagram

@sawauchi.jozo

Bronze Grillブロンズグリル
南部ルスコ×マカロニチーズバーガー

「澤内醸造 Bronze Grill」はワイン醸造所を併設したハンバーガー店。南部町産のキャンベルアーリーを使用して作られた「南部ルスコ」は爽快な喉越しの赤いスパークリングワイン。赤ワインでありながらスパークリングで軽やかな飲み口のため、カジュアルで豪快なマカロニチーズバーガーにぴったり。牛肉の味がしっかりと感じられるパテ、アメリカの定番料理であるマカロニチーズと、ドライな「南部ルスコ」が合う。スパークリングなので乾杯にもおすすめ。

南部ルスコ×マカロニチーズバーガーの画像

アメリカンな迫力あるハンバーガーを食べられるお店として 八戸バイパス沿いに2017年に開業した「ブロンズグリル」。澤内醸造のワイン工房が隣接しているため、ワインの醸造をガラス越しに眺めながらハンバーガーを食べられるのが特長です。

ブロンズグリルの内観

今回ご提案していただいたのは、「マカロニチーズバーガー」と「南部ルスコ 赤 スパークリング」のペアリング。

南部ルスコ×マカロニチーズバーガーの画像

イタリアにある食の都・エミリアロマーニャ州の特産品として有名な「ランブルスコ」という赤のスパークリングワインから着想を得て、「南部ルスコ」 という名前の赤のスパークリングワインを作ったそう。南部町産のキャンベルアーリーを使用しています。

赤のスパークリングワインは世界的にも珍しく、通常のスパークリングワインよりも炭酸が弱め。おだやかで心地よい泡を感じられますが爽快感がある飲み心地で、トマトやチーズとの相性が良く、食中酒にぴったりなワインです。

マカロニチーズバーガーをナイフで割った画像

マカロニチーズバーガーは、アメリカの定番家庭料理であるマカロニチーズを、100%ビーフの粗挽き肉で肉感の残るパテ2枚、ベーコン、たまねぎ、自家製トマトケチャップと一緒にバンズでたっぷりと挟んだ一品。

ナイフで割ってみると、パテ2枚の厚みととろりと濃厚なマカロニチーズがあふれんばかりにバーガーからはみ出し、ビジュアルもそそられます。マカロニには塩味が効いたチェダーチーズを絡めていて、マカロニだけをフォークで食べてももちろん美味しい!

コクとボリュームがあるマカロニチーズにパテの肉が合わさると一層ボリュームを感じられます。このハンバーガーに、赤ワインでありながらも軽く飲める南部ルスコを合わせることで、重量感があるハンバーガーもすっきりと味わえるようなペアリングです。

店舗情報:Bronze Grill
八戸市にある『ブロンズグリル』の外観
 

■住所

青森県八戸市柏崎二丁目10-8

 

■営業時間

11:00~17:00(L.O.16:30)

 

■定休日

月曜・第1火曜

 

■TEL

0178-38-1812

 

■ホームページ

http://www.sawauchi.info/burger.html

にんにくバル よしだ家
インカントアランチャ2023(オレンジワイン)×ガーリックトマト煮込み

農場直送の福地ホワイト六片にんにくを使った料理が楽しめる「にんにくバル よしだ家」。土づくりからこだわった糖度の高いにんにくを自家製トマトソースと大豆ミートで煮込んだ「ガーリックトマト煮込み」は、バケットにたっぷりと乗せて食べてほしい一品。にんにくは白ワインと合うため、同じく白ぶどうから作られるオレンジワインとももちろん好相性。澤内醸造のオレンジワイン「インカントアランチャ」は、さっぱりと飲みやすくどんな料理にも合う。

インカントアランチャ2023(オレンジワイン)×ガーリックトマト煮込みの画像

2024年、みろく横丁にオープンした「にんにくバルよしだ家」。三戸町でブランドにんにく「福地ホワイト六片にんにく」を生産する農業生産法人株式会社よしだや。観光地である八戸市みろく横丁を拠点に「よしだ家のにんにく」をさらに発信するべく始めたのがこちらの飲食店。

にんにくバルよしだ家の外観

「よしだやの畑では、にんにくだけを徹底して栽培しています。生産者だからこそ、自社農場から産地直送のにんにくを贅沢に提供できるのが魅力」だと店長さんは話します。

今回 ペアリングでご提案していただいたのは、澤内醸造のオレンジワイン「インカントアランチャ」と「ガーリックトマト煮込み」

インカントアランチャ2023(オレンジワイン)×ガーリックトマト煮込みの画像

ガーリックトマト煮込みは、有機肥料をたっぷりと使って土作りからこだわって栽培した糖度の高いにんにくを、自家製のトマトソースと大豆ミートで煮込んだメニューです。みろく横丁では外国人観光客が多いため、本物の肉を使うのではなく大豆ミートを使用しているそう。食べてみると、言わなければ本物のお肉と勘違いしてしまうような肉感と満足感があり、お肉と遜色ない味わい。刻んだにんにくがたっぷりと入っていて、一口食べるだけで元気になりそうです。付属のバケットにガーリックとトマトソースをたっぷりと乗せて食べるのがおすすめですよ。ちなみに化学調味料も不使用だそう。

ガーリックトマト煮込みの画像

オレンジワインとは、赤ワインと同じ製法で作られた白ワインのこと。通常白ワインを作る時は、潰した後に果物のブドウの皮や種を取り除くそうですが、皮や種を取り除かずにタンクで発酵させ、ワインだけ抜き取ったものがオレンジワインになります。果物のオレンジを使用しているのではなく、あくまで白ぶどうを使用したワインです。澤内醸造のオレンジワインは八戸市南郷地区で獲れた白ぶどうを使用して作られています。よしだ家ではニンニクに合うオレンジワインを常時メニューとして扱っており、グラスワインが楽しめます。

店舗情報:にんにくバル よしだ家
八戸市にある『にんにくバルよしだ家』の内観
 

■住所

青森県八戸市大字三日町25 八戸屋台村みろく横丁内

 

■営業時間

17:00~24:00(L.O.23:30)

 

■定休日

日曜

 

■TEL

080-9526-0234

 

■Instagram

@garlicbar_yoshidaya



Planned by 青森県三八地域県民局地域連携部
TEL:0178-27-3936
Instagram:さんぱち散歩(@sanpachi_area)