日本100名城にも選ばれ、昭和16年(1941)に国史跡に指定された根城(ねじょう)。ここは南北朝時代、南朝方の武将・南部師行(もろゆき)が建武元年(1334)に築城して以来、領地替えまでの約300年間、八戸地方の中心として栄えました。主殿や工房・納屋・馬屋などの建物が忠実に復原され、安土桃山時代の根城の面影を現代に伝えています。
1.歴史
根城は、南北朝時代の南朝方の武将・南部師行(なんぶもろゆき)が建武元年(1334年)に築城し、以来領地替えにより使われなくなるまで約300年間八戸地方の中心でした。本丸のほか中館、東善寺館など合わせて8つの郭からなる平城で約18.5万平方メートルの城跡です。中世から近世にかけて郭全体の復原は全国でも初めての試みとされ、11年間の発掘調査を元に平成6年(1994)オープン。
根城本丸は、城としての機能が最も充実した安土桃山時代の姿を忠実に復原。主殿や工房・納屋・馬屋などの建物が忠実に復原され当事の面影を現代に伝えています。
2.史跡根城のマップ・行事予定
第29回史跡根城まつり【令和6年10月12日(土)】
史跡根城のマップ
3.根城通信バックナンバー
根城史跡保存会で発行している、根城通信のバックナンバーの販売を行っています。
- 販売価格
- 1部 300円(税込)
- 販売窓口
- 史跡根城 料金所
- その他
- 窓口以外の販売については、史跡根城へお問い合わせ下さい。
- 問い合わせ
- 0178-41-1726
4.ものづくり体験工房
どなたでも簡単に体験できます。
※団体でお越しの際は事前にご相談ください。
JO1様がご来場し、八幡馬の絵付けを体験されました!
八幡馬の絵付け
日本三駒に数えられる八幡馬は、八戸の暮らしの知恵から生まれた工芸品。八戸地方では色鮮やかな馬具で飾られた馬が花嫁を乗せたといわれ、八幡馬の模様はその時の盛装を表したものとも言われています。そんな八幡馬は祝い事などの記念品として贈られ、幸せの象徴のように、今も各家庭に飾られています。
赤または黒の八幡馬に和柄シールを貼り、白い鈴の模様を描いていく、昔ながらの伝統工芸です。
- 所要時間
- 約30分
- 料金
- 2,000円
白い小さな八幡馬にラインストーンやカラーペンを使って鮮やかに飾り付け、自分だけのかわいらしい八幡馬を作ることができます。
- 所要時間
- 約90分
- 料金
- 2,500円
【作品】ATV青森テレビ佐藤香アナウンサー制作
えんぶりミニミニ烏帽子作り
中世から始まったと伝えられる、豊作を願って春を待つ、人々の切実な思いが込めらえれている八戸地方の民俗芸能「えんぶり」。「太夫」と呼ばれる舞手が被る烏帽子は、馬の頭をかたどっており、図柄には恵比寿や大黒、鶴亀などめでたいものが描かれています。
- 所要時間
- 約60分
- 料金
- 1,000円
5.ボランティアガイド
史跡根城跡の根城ボランティアガイドとして、わかりやすく、楽しく案内しています。郷土の歴史に自信と誇りをもって、お客様により満足していただけるよう、ガイドしています。
- 案内範囲
-
史跡「根城」全般
- 実施期間
- 4~12月上旬
※冬期間の場合、事前に要予約
※えんぶり期間中(2月17日~20日)は通常通りガイド - 受付時間
- 10:00~15:00
- 費用
- 無料
- 休日
- 根城の広場開場日に準拠
- 備考
- 団体20名以上の場合、1週間前までに要予約
団体100名以上の場合、1か月前までに要予約 - SNS
- 八戸根城史跡ボランティアガイドグループ Facebook
6.アクセス・営業時間等
- 所在地
-
青森県八戸市大字根城字根城47
- 電話番号
- 0178-41-1726
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休場日
- ・月曜日(第1月曜および祝日の場合は開館)
・祝日の翌日(土・日曜は開館)
・年末年始(12月27日~1月4日) - 料金等
- 【入場料】一般250円、高・大学生150円、小・中学生無料 <「根城の広場」「博物館」共通券あり>
- アクセス
- ・自動車:JR八戸駅から15分、八戸ICから10分、八戸市中心街から10分
・バス:八戸市営バス、南部バス「根城」下車
≫史跡根城の広場見学には、観覧料割引となる日帰り路線バスパックの利用がおすすめです。(詳しくはこちら(八戸公共交通ポータルサイト)) - 駐車場
- 一般駐車場24台、大型バス駐車場3台
- SNS
- 八戸市史跡根城の広場 Facebook
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