南部菱刺し

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 南部菱刺しは、江戸時代に始まったとされる青森県南部地方の技法であり、青森県の伝統工芸三大刺し子の一つです。寒冷な気候で麻しか育たなかった地における、保温と補強のために生み出された生活の知恵で、五戸町では主に前掛け・ズボン・子供の足袋などに施されてきました。
 数百種類とも言われる菱刺しの模様は、2・4・6の偶数の目を数えて刺して作られ、綿糸・毛糸などの様々な種類の差し糸を使い、1段1段刺し綴っていきます。仕上がりは横長の菱形の平面で構成され、周辺の自然を表したような色鮮やかな独特の彩りも魅力的です。

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